一人暮らしって楽しい!でもお金がかかる・・・
皆さん、一人暮らしをした経験はありますか?
いつ出かけようが、何時に帰ろうが、何を食べようが誰にも何も言われない!生活の全てが自分の自由で気楽な生活スタイルです。一人暮らし最高。
しかし、一人暮らしって意外とお金がかかります。家賃、水道光熱費、食費、家具家電、通信費、交通費・・・。ざっと挙げるだけでもたくさんの項目が出てきます。進学や就職に伴って、これから一人暮らしを始める方、一人暮らしを検討しているけれどお金にあまり余裕がない方、現在一人暮らしをしているけれど、もう少し生活費を抑えたい方。そんな方々へ向けて、「一人暮らしの生活費を下げるコツ」をまとめました。参考にしていただければ幸いです。
具体的に、何にお金がかかるの?
では、一人暮らしでは具体的に何にお金がかかるのでしょうか。項目の分け方は色々ありますが、例として10個挙げました。
①家賃
②水道光熱費
③食費
④日用品(雑費)
⑤被服費
⑥交際費
⑦医療費
⑧交通費
⑨特別費:冠婚葬祭、家具や家電の買い換え等
⑩娯楽費
このうち、節約の効果が大きいものや節約しやすいものについて解説します。
項目別の節約方法は?
まず結論です。
①家賃:自分の許容範囲内で、限界まで下げる
②水道光熱費:節水シャワーヘッドを使う、電子レンジ・電気ケトルの活用
③食費:自炊を継続する
④日用品(雑費):プライベートブランドの活用、ストックは持たない
⑤被服費:プチプラを購入する、シーズンごとに購入上限を決める
⑥交際費:気分が乗らないなら行かない
では、項目別の節約方法を具体的に紹介します。
①家賃
社会人の場合、「家賃は手取りの○割を上限に」というのはよく聞く言葉です。しかし私は、「(自分が妥協できる条件の範囲内で)家賃は安ければ安いほど良い」と考えます。
家賃は毎月必ずかかる費用かつ、生活費に占める割合が最も大きい項目です。これをできるだけ安くすることができれば、生活費をグッと抑えることができます。1万円下げるだけでも、年間で12万円も節約できますね。とは言え、立地・間取り・設備等、人によって譲れない条件があると思いますので、自分が妥協できる範囲で、可能な限り安い物件を探しましょう。
②水道光熱費
水道代、電気代、ガス代です。これも必ずかかる費用ですね。節約方法としては以下の方法があります。
・節水シャワーヘッドに変える
シャワーヘッドは、元々付いているものを取り外して、自分の好きなものに交換することができます。使い心地はそのままで節水になるのでおすすめです。手元に止水ボタンが付いているもの、塩素除去機能があるもの等があります。種類や価格も様々なので、探してみてください。
・水の出しっぱなし、使っていない電気のつけっぱなしをしない
そんなに神経質になる必要はありませんが、使っていない部屋の電気を消し、食器洗いや歯磨きの際に水を出しっぱなしにしないことで、水道代・電気代を節約できます。
・電子レンジや電気ケトルを活用する
特にプロパンガスの場合、ガス代が高くなりがちです。例えばお湯を沸かす際、ガスを使い鍋で沸かすよりも、電気ケトルを使う方が安く済みます。また野菜や肉も電子レンジで蒸すことができます。電子レンジを使ったレシピがたくさん公開されていますので、料理が苦手な方も手軽に調理できますよ。
③食費
食費の節約には自炊をすることが必要です。自炊と言っても、立派な料理を作る必要はありません。食べるのは自分だけですし、名も無い料理でいいんです。私も、初めは気合いを入れて色々レシピを調べたり、おしゃれな料理を作ったりしていましたが、続きませんでした・・・。「もう自炊疲れた」「面倒くさい」となって、自炊を諦めて毎日外食したり、コンビニ通いをしては本末転倒です。
・ご飯:一気にたくさん炊いて小分けにして冷凍しておき、レンジで解凍
・おかず:肉と好きな野菜を炒めるだけ or スーパーでお惣菜を購入(冷凍食品でもOK!)
・インスタントのスープか味噌汁
これでいいんです。もっと言えば、おかずなし・ご飯を解凍して納豆を乗せて食べるだけでもいいんです。外食は絶対してはいけない、ということでもありません。とにかく外食の頻度を減らして、「無理なく自炊を続ける」ことが重要です。また「買った食材を全て使い切る」ことで無駄な食費を減らせます。
④日用品(雑費)
・スーパーやドラッグストアのプライベートブランド商品を活用
プライベートブランドの商品は低価格で、品質も問題ないものが多くあります。日用品に特にこだわりが無いのであれば、一度購入してみてはいかがでしょうか?
・使い切る頃に次を購入し、ストックを持たない
一人暮らしだと、洗剤やトイレットペーパー、ティッシュ、基礎化粧品等の日用品はなかなか減りません。「そろそろなくなるな」と思っても、以外と数日もったりします。そのため、私はストックは持たないか、あっても1つまでと決めています。家にあるのに同じものを購入して無駄にしてしまったり、ストックを保管する場所が必要になったりと、ストックを持つことにはデメリットが多いです。なくなる頃に1つだけ次の分を購入すれば問題ありません。
⑤被服費
今はプチプラでも高品質の衣服を購入できます。また「1シーズンに○着まで(年間○着まで)」と自分で上限を決めることで、よりお気に入りのものがないかと吟味し、厳選して購入するようになるため、無駄なお金を使わずに済みます。さらにお気に入りの服だけだと、何を着てもテンションが上がりますね。
おしゃれが好きな方は、なかなか節約が難しい項目かもしれません。しかし、その他でお金をかけない部分を決めていれば、衣服に予算を多く割くことができます。
⑥交際費
これも、友達に会うことが楽しみである・ストレス発散になる方は節約しづらい項目かもしれません。でも、「気分が乗らないなら行かない」ことはどんな方にも共通する方法です。全てのお誘いに乗る必要はありません。翌日に予定があったり、自分が他にやりたいことがあるならば、それを伝えればOKです。特に何もなくても、「行きたくない」「一人で過ごしたい」というのは立派な理由です。
適度に節約して、一人暮らしを楽しみましょう!
一人暮らしの生活費の内訳と、具体的な節約方法について紹介しました。
常に節約について考えていては疲れてしまいますが、できるだけ費用を抑えることで、快適に一人暮らしを楽しみましょう!